このルートは、主に国道18号線を利用するルートと、より山深い県道を利用するルートが考えられます。坂中峠は、長野市と信濃町を結ぶ重要な峠道です。

1. 坂中峠越え:長野市側から信濃町へ

長野市(旧・信州新町や中条方面)から信濃町へ向かう場合、長野県道36号長野大町線の一部が「坂中峠」を越える道となります。

  • ルートの特徴: 坂中峠は、かつての主要道ですが、現在は長野市と信濃町を結ぶ道として使われています。周辺には美しい山村風景が広がりますが、道幅が狭い区間やカーブが多い場所もあるため、安全運転を心がけてください。特に善光寺近辺から黒姫、妙高高原エリアにお出かけする方にはおすすめです。
  • 注意点:
    • 冬期: 積雪・凍結の恐れがあります。事前に道路情報(特に冬期閉鎖やチェーン規制)をご確認ください。
    • 現在の主要道: 高規格道路である国道18号線(長野バイパス・上越バイパス)、または上信越自動車道が主要なルートです。坂中峠を目的としない場合は、これらの幹線道路の利用をおすすめします。

2. 信濃町(しなのまち)エリアの魅力

坂中峠を越えて信濃町に入ると、北信五岳(ほくしんごがく)に囲まれた高原の景色が広がります。

  • 黒姫山(くろひめやま): 信濃町のシンボル的な山で、雄大な姿が楽しめます。
  • 野尻湖(のじりこ): 「信州の軽井沢」とも呼ばれる国際的なリゾート地。湖畔の散策や遊覧船、夏のアクティビティが人気です。
  • 観光スポット:
    • 黒姫高原: スキー場として有名ですが、グリーンシーズンはコスモス園(時期による)やリフトからの景色が楽しめます。
    • 黒姫童話館・童話の森ギャラリー: 世界の童話や作家をテーマにしたユニークな美術館です。
    • とうもろこし街道: 夏から秋にかけて、焼きとうもろこしの直売所が並び、賑わいます。

3. 黒姫から妙高高原へ

信濃町から黒姫山を横目に見て、さらに北上すると、新潟県境の妙高高原エリアへ入ります。ここからは主に国道18号線または上信越自動車道を利用します。

  • 主要道: 国道18号線が整備されており、比較的走りやすい道です。
  • アクセス: 信濃町ICから妙高高原ICまでは、上信越自動車道を利用すると短時間で移動できます(約3分、距離約5kmほど)。

4. 妙高高原(みょうこうこうげん)エリアの魅力

新潟県に入ると、雄大な**妙高山(みょうこうさん)**が迎えてくれます。

  • 温泉とスキー: 妙高高原は、赤倉温泉、池の平温泉、杉野沢温泉など多くの温泉地とスキー場が集まるリゾートエリアです。
  • 観光スポット:
    • いもり池: 妙高山を水面に映す美しい池で、特に新緑や紅葉の季節に写真スポットとして人気です。遊歩道も整備されています。
    • 苗名滝(なえなたき): 「地震滝(じしんだき)」の別名を持つ、迫力満点の大滝です。
    • 赤倉温泉: 豊かな湯量を誇り、日帰り入浴や宿泊が楽しめます。
杉ノ原スキー場

📝 モデルルートの概要(車利用)

区間主な道路見どころ/特徴
長野市〜信濃町県道36号(坂中峠)または国道18号坂中峠越えの山道、信濃町の高原風景。
信濃町〜黒姫周辺国道18号、県道36号など野尻湖、黒姫高原、とうもろこし街道。
黒姫周辺〜妙高高原国道18号(妙高野尻バイパス)または上信越自動車道妙高山の眺め、県境越え。

🚨 走行時の重要なお願い

  • 事前の道路情報確認: 特に山間部の道路(坂中峠など)は、天候や季節によって規制(冬期閉鎖、土砂崩れによる通行止めなど)がある可能性があります。出発前に、長野県・新潟県の道路情報サイトで最新の情報をご確認ください。
  • 安全運転: 山道はカーブが多く、場所によっては道幅が狭くなります。対向車や動物の飛び出しにも注意し、制限速度を守って安全運転をお願いいたします。

🌾 北信濃の味覚ルート:絶景のそば処と山の恵み「よこ亭」&「四季菜」

長野県上水内郡飯綱町(いいづなまち)は、黒姫山や妙高山にも近い、寒暖差の激しい高原地帯です。この地の豊かな自然は、香り高い蕎麦の実や、シャキシャキとした野菜を育みます。

このドライブのハイライトは、地元の宝である蕎麦と、朝採れの新鮮な農産物を同時に楽しむことです。

1. 蕎麦の真髄を味わう「そば処 よこ亭」

長野県道37号線(仁之倉線)沿いに位置する「そば処 よこ亭」は、地元の蕎麦好きや観光客から熱い支持を集める名店です。

そば処 よこ亭

飯綱町産100%の地粉が生む、香り高い本格そば

「よこ亭」の最大の特徴は、自家栽培を含む**飯綱町産のそば粉を100%**使用している点です。昼夜の寒暖差が大きい飯綱町は、良質な蕎麦の産地として知られており、その地粉を石臼でじっくりと挽き、地元の打ち手が丹精込めて手打ちしています。

このこだわりの蕎麦は、**「信州そば切りの店」**にも認定されており、しっかりとしたコシと、口に入れた瞬間に広がる豊かな香りが魅力です。

おすすめメニュー

  • えび野菜天ざるそば: 大きな海老天が2本と、季節の地元野菜を使った天ぷらがセットになった人気メニュー。サクサクの衣と旬の野菜の甘みが、香り高い蕎麦と絶妙にマッチします。
  • 堅物おやじそば: 濃いめのめんつゆと紅葉おろしでいただく、通好みの逸品です。
  • 夏の郷土料理「やたら」: 夏期には、飯綱町の伝統野菜である「ぼたんこしょう」をはじめとした夏野菜や漬物を細かく刻んで作る郷土料理「やたら」を蕎麦や丼ぶりに合わせた創作メニューも登場します。

雄大な景色と蕎麦を楽しむ

店内からは、雄大な志賀高原方面の山村風景を一望できます。天気の良い日に窓側の席で、美しい田園風景を眺めながらいただく蕎麦の味は格別です。

よこ亭からの景色

2. 目の前で採れたての恵み「横手直売所 四季菜」

「そば処 よこ亭」のすぐ目の前(または非常に近く)にあるのが、**「横手直売所 四季菜(よこてちょくばいじょ しきさい)」**です。

旬の恵みが集まる地元の台所

標高640メートルの高台に位置するこの直売所には、地元の農家さんが毎朝運び込む、新鮮でおいしい旬の農産物が並びます。

  • 主な品目:
    • 春から夏にかけては、採れたての高原野菜。
    • 秋には、飯綱町名産のりんごなどの果物が豊富に並びます。特に飯綱町のりんごは、その甘さとシャキシャキ感で評判です。
    • その他、地元の加工品やお米、お花なども販売されています。

地元の人の生活を支える大切な場所であり、ドライブの途中で立ち寄れば、お土産探しはもちろん、旅先の旬を感じることができます。「よこ亭」で食事をした後に立ち寄れば、食卓の風景がより豊かなものになることでしょう。


📍 アクセス情報

「そば処 よこ亭」と「横手直売所 四季菜」は、長野市方面から信濃町方面へ向かう途中、飯綱町内の県道沿いにあります。

施設名住所営業時間(目安)
そば処 よこ亭長野県上水内郡飯綱町柳里847-311:00~17:00(冬季短縮あり、水曜定休)
横手直売所 四季菜長野県上水内郡飯綱町柳里628-19:00~17:00(開設期間あり)

【お車でお越しの方】

  • 上信越自動車道 信濃町ICより車で約15分。
  • 上信越自動車道 信州中野ICより車で約20分。

坂中峠を越え、黒姫、妙高へと続く旅の途中に、ぜひこのエリアに立ち寄り、北信濃の美味しい蕎麦と新鮮な山の恵みを堪能してください。